国際結婚コラム

column

Just married couple near the Eiffel tower on their wedding day. Bride and groom in Paris, France

フランス人が恋人に!?愛してるをフランス語で

フランス人との恋愛や結婚は、日本人とはどう違うのでしょうか?
フランス人と恋人になるには、フランス語を話せた方が良いのでしょうか。

ここでは、フランス人の特徴や恋愛観、フランスに住む場合の知識をご紹介致します。

① フランス人の特徴

フランス人はお喋りが大好きです。男女関係なく、仕事中でもプライベートでもとにかく喋るのが大好きです。

自分の意見を通したがり、喋っているとすぐに議論してしまうこともよくあります。
もし恋人がフランス語で「mais…」と言ったならば、それは「でも」という意味です。

でも自分はこう思う、と自分の意見を聞いて欲しくて頑として譲りません。
また、フランス人は自分から謝ったりしません。
私のせいじゃない、と言い訳をしがちです。

例えそれが原因で、恋人と喧嘩になってもあまり気にしない方が良いでしょう。
また、フランス人は愛国心がとても強く、フランス人であることにプライドがあります。

母国語にも誇りを持っているので、恋人にフランス語を教えてといえば
とても喜んでくれるでしょう。

②フランスの観光地

フランスは国全体が観光地と言って良いほど、美しく芸術的な国です。
エッフェル塔やルーブル美術館、エトワール凱旋門やコート・ダジュールなどの有名な観光地がたくさんあります。

パリの街中を歩くだけでも観光として十分楽しめますし、南フランスなどのどかな地方に出向いても、美しい自然や町並みを楽しむことが出来ます。

恋人とフランス語を交わしながらフランスの街を歩いていると、映画の中の主人公になったような気分が味わえるでしょう。

フランスという国にいるだけで、魅力的なものや場所にたくさん出会えます。
ぜひ、恋人にフランス語を教わり優雅に街を堪能して下さい。

③フランス人とお見合い

日本人とフランス人の婚活は少し違います。
日本人は最初から条件を提示し(年齢、年収、容姿など)、お見合いを進めていくのに対し、フランス人は全てがフィーリングです。

条件など最初はどうでも良く、なんとなくでも話しが合えば交際へと進みます。
交際を始めてやっと、結婚したいかどうかを一から判断するのです。

フランス人はロマンチックな状況を何よりも好むので、日本人のような計画的な婚活はあまり評判が良くありません。

恋人をフランス語で「アモーレ」と常に呼ぶようなお国柄ですから、愛のある関係をとても大切にします。

フランス人とお見合いをするのであれば、こちらもフィーリングを重視した方が上手くいくでしょう。

将来のことを具体的にあれこれ話していると、つまらないと思われてしまうかもしれません。

フランス人と恋人になるために、フランス語を少しでも勉強しておくと
良いかもしれません。

フランス人は愛国心がとても強いですから、自分はフランスが大好きなのだという事をアピールすると良いでしょう。

④フランス人との結婚

フランス人との結婚をするにあたって注意する事がたくさんあります。
まず、日本とフランスの文化の違いを十分に知っておきましょう。

フランス人は個人主義ですので、あまり周りを思いやる事が出来ません。
日本人のように空気を読む、気持ちを察するという事もしないので、フランス人と結婚をするならば喧嘩にならないようにこちらも思った事をはっきりと言う事が大切です。

言葉のニュアンスなども違うので、恋人に日本語とフランス語の意味合いの違いなどを確認しておくと、意見の食い違いの時に話し合いがしやすいでしょう。

また、フランス人は自分の家族をとても大切にしますので、同じように家族を大切にしていく事を伝えるととても喜んでくれるでしょう。

恋人の家族にフランス語で挨拶が出来ると、とても印象が良いです。
そして、フランス人は愛がなくなるとすぐに離婚という結論に至ります。

愛がないのに我慢して一緒にいるのはおかしいと思っているので、日頃から良いコミュニケーションがとれるように努力しましょう。

⑤結婚後はフランスに住む

結婚後フランスに住む事になったら、結婚の手続きや書類の提出などで大変苦労することがあります。

婚姻届を出す前によく調べておく事をおすすめします。
フランスに住む事は優雅で素敵な暮らしが出来ると想像しがちですが、
現実は大変な事もあります。

まず、フランスは自由に使える水が限られています。
皿洗いでも洗濯でも、日本のように水を使い放題とはいきません。

水道水は飲めませんし、入浴もほとんどせずシャワーのみなのがフランスです。
また、衛生面も日本より劣っています。

花の都と言われる程ですが、実際に生活をするとなると日本ほど快適ではないのかもしれません。

また、フランスでは外国語に対して厳しいのが現状です。
基本的にはフランス語しか通用しない、相手にしてもらえないので、恋人からフランス語をよく勉強しておくと良いでしょう。

最近ではフランス人からも日本は人気がありますが、日々の生活はフランス語が出来ないと何かと苦労してしまいます。

文化の違いなどで大変な事はたくさんありますが、やはりフランスに住むのは憧れる方も多いでしょう。

町並みや食べ物などフランスにはたくさんの魅力が溢れています。
結婚してフランスに住む前に、恋人にフランス語を教わりながらフランスの街を観光するととても楽しいと思います。

⑥フランス語で愛している

フランス語で「amour」(アモーレ)は、「愛・愛する人」という意味です。
フランス人は、恋人をフランス語で私のアモーレと呼ぶ事が多いです。

日本でも、アモーレは一時期とても流行りました。
日本人は、恋人や夫、妻の事を人に紹介する時に形容詞でしか呼ぶ事がないので、フランス人のアモーレという呼び方はとても素敵な言葉だと思います。

また、似たような意味合いの「jetame」(ジュテーム)は、「私はあなたを愛している」という意味です。

愛する人に向かって言う時に使う言葉です。
フランス人の恋人に愛を伝える時はフランス語でジュテームと言ってみましょう。
きっと、あなたが伝えた以上の愛を返してくれます。

フランス人と結婚したり、フランスに住む事は憧れであり、同時にたくさんの困難が待ち構えています。

ですが、愛する人とならきっとどこに行っても花の都になる事でしょう。
フランス人の恋人にフランス語をよく教わり、たくさんの愛を育んで下さい。